デンマークのブッツァオ・エネルギー庁長官は28日、コペンハーゲンでの記者会見でこのメタン排出は同国の温暖化ガス年間排出量の約32%に相当すると語った。
損傷したロシア産ガスを欧州に供給する主力パイプライン「ノルドストリーム」は稼働停止中で、ノルドストリーム2は一度も稼働したことがなかった。
それでも2本とも圧縮天然ガスが通っており、そのガスの大半はメタンだった。
ドイツ連邦環境庁は、放出されたメタンガス約30万トンはパイプライン2本の当時の推定状況やガスの量に関する情報を基に算出したと説明した。
ただ、「パイプラインには漏れたガスを抑え込む仕組みはなく、内部のガスは全て放出される公算が大きい」との見方を示した。
損傷したロシア産ガスを欧州に供給する主力パイプライン「ノルドストリーム」は稼働停止中で、ノルドストリーム2は一度も稼働したことがなかった。
それでも2本とも圧縮天然ガスが通っており、そのガスの大半はメタンだった。
ドイツ連邦環境庁は、放出されたメタンガス約30万トンはパイプライン2本の当時の推定状況やガスの量に関する情報を基に算出したと説明した。
ただ、「パイプラインには漏れたガスを抑え込む仕組みはなく、内部のガスは全て放出される公算が大きい」との見方を示した。
ガス漏れの3カ所のうち2カ所はデンマークの排他的経済水域内で、同国領のボルンホルム島に近い地点で発生した。
同国当局者は、パイプライン内にあったガスの半分以上がこれまでにバルト海に放出され、残り大半も10月2日までに漏れ出すだろうと述べていた。
同国当局者は、パイプライン内にあったガスの半分以上がこれまでにバルト海に放出され、残り大半も10月2日までに漏れ出すだろうと述べていた。