NHKが関係者の情報として23日、日本の証券取引等監視委員会が、SMBC日興証券の相場操縦事件を巡り、特定の銘柄の株価を維持するため不正な取り引きを行っていたと認定し、近く金融庁に行政処分を勧告する方針を固めたと報じた。
金融庁は同証に対し、問題となった業務について一定期間の業務停止を命じるとともに内部管理態勢の強化などを命じる業務改善命令を来月にも出す方向で調整に入ったとしている。
金融庁は同証に対し、問題となった業務について一定期間の業務停止を命じるとともに内部管理態勢の強化などを命じる業務改善命令を来月にも出す方向で調整に入ったとしている。
金融庁は、三井住友フィナンシャルグループに対しても監督責任をどこまで問うかについて検討を進めている
さらに関係者の情報として、監視委員会の検査でSMBC日興が規制に反して、同じ金融グループの三井住友銀行と顧客情報を共有していたことがわかったと報じた
金融庁の担当者はブルームバーグ・ニュースの電話取材に対し「個別案件にはコメントを控える」とコメントした