米国ディスカウントチェーン大手ターゲットの5−7月(第2四半期)決算では、利益が会社予想と市場予想の両方を大きく下回った。
ただ、今年度下期については従来予想を据え置き、業績が大きく回復するとの認識を示した。
ただ、今年度下期については従来予想を据え置き、業績が大きく回復するとの認識を示した。
ターゲットは今年度下期の営業利益率について、約6%との従来予想を据え置いた。
なお、第2四半期は在庫削減に向け積極的に動いたことが影響し、調整後利益が1株当たり39セントに急減した。
事前調査のアナリスト予想での最も低い予想にも届かなかったという。
市場予想の平均は72セントだった。
同四半期の営業利益率は1.2%に低下し、ターゲットが6月に示した予想(2%)を下回った。
なお、第2四半期は在庫削減に向け積極的に動いたことが影響し、調整後利益が1株当たり39セントに急減した。
事前調査のアナリスト予想での最も低い予想にも届かなかったという。
市場予想の平均は72セントだった。
同四半期の営業利益率は1.2%に低下し、ターゲットが6月に示した予想(2%)を下回った。
ターゲットの決算は、予想を上回ったウォルマートとは極めて対照的な内容となった。
これは、ターゲットが顧客需要の変化に対応すべく動いたことを反映している。
米国ではインフレ高進を受けて、消費者が食品への支出を増やさざるを得ない状況となっている。
ターゲットは生活必需品の取り扱いを増やす一方、台所用家電などの耐久財を値下げしており、売上高全体のうち裁量余地のある商品の占める割合がウォルマートよりも大きいことが背景にある。
これは、ターゲットが顧客需要の変化に対応すべく動いたことを反映している。
米国ではインフレ高進を受けて、消費者が食品への支出を増やさざるを得ない状況となっている。
ターゲットは生活必需品の取り扱いを増やす一方、台所用家電などの耐久財を値下げしており、売上高全体のうち裁量余地のある商品の占める割合がウォルマートよりも大きいことが背景にある。
売り上げの構成としては必需品が増加しており、消費者の支出自体は継続している。
17日の発表によれば、第2四半期の総売上高は3.5%増の260億ドル(約3兆5100億円)とアナリスト予想の258億ドルを上回った。
17日の発表によれば、第2四半期の総売上高は3.5%増の260億ドル(約3兆5100億円)とアナリスト予想の258億ドルを上回った。