運用資産1兆3000億ドル(約175兆円)規模を扱う
ノルウェー政府系ファンド(SWF)
は、今年上期の運用損失が半期として過去最大に上った。
ニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)は発表文で「市場は金利上昇や高インフレ、欧州での戦争を反映している」と述べ、「テクノロジー株のパフォーマンスはマイナス28%と、特に悪かった」と説明した。
利上げやインフレ高進、ロシアのウクライナ侵攻でボラティリティーが上昇したことが背景にある。
ノルウェー政府系ファンド(SWF)
は、今年上期の運用損失が半期として過去最大に上った。
ニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)は発表文で「市場は金利上昇や高インフレ、欧州での戦争を反映している」と述べ、「テクノロジー株のパフォーマンスはマイナス28%と、特に悪かった」と説明した。
利上げやインフレ高進、ロシアのウクライナ侵攻でボラティリティーが上昇したことが背景にある。
17日の発表によれば、1−6月の運用成績はマイナス14.4%だった。
また、ノルウェー・クローネベースでの上期の損失は過去最悪となった。
なお、ドル換算で損失額は1740億ドルとなる。
また、ノルウェー・クローネベースでの上期の損失は過去最悪となった。
なお、ドル換算で損失額は1740億ドルとなる。
今年上期は、投資の大半を占める株式の運用成績がマイナス17%、債券は9.3%のマイナスだった。
唯一プラスとなったのがエネルギーセクターで、13%のリターンを出した。