米民間調査機関のコンファレンスボードが発表した7月の米消費者信頼感指数は
95.7
に低下し、2021年2月以来の水準に沈んだ。
コンファレンスボードの景気指数担当シニアディレクター
リン・フランコ氏
は発表文で、「ガソリンと食料品価格の上昇を中心にインフレ懸念が引き続き消費者を圧迫した」と指摘したうえ、「今後6カ月もインフレと追加利上げが個人消費と経済成長にとって引き続き強い向かい風になる可能性が高い」と予想した。
なお、前月は98.4(速報値98.7)に下方修正した。
95.7
に低下し、2021年2月以来の水準に沈んだ。
コンファレンスボードの景気指数担当シニアディレクター
リン・フランコ氏
は発表文で、「ガソリンと食料品価格の上昇を中心にインフレ懸念が引き続き消費者を圧迫した」と指摘したうえ、「今後6カ月もインフレと追加利上げが個人消費と経済成長にとって引き続き強い向かい風になる可能性が高い」と予想した。
なお、前月は98.4(速報値98.7)に下方修正した。
高インフレが続く中、経済見通しが暗くなったことが背景にありエコノミスト予想値は97だった。
現況指数は21年4月以来の低水準。
今後6カ月の見通しを反映する期待指数は65.3と、13年以来の水準に小幅低下した。
家計の見通しに対して一段と悲観的になっていることを反映した。
今後6カ月の見通しを反映する期待指数は65.3と、13年以来の水準に小幅低下した。
家計の見通しに対して一段と悲観的になっていることを反映した。
雇用が「十分にある」との回答比率は50%強と、過去1年の最低となった。職を得るのが困難との回答も増えた。
消費者の1年先のインフレ期待は前月から低下した。
今後6カ月間に自動車や大型家電製品を購入する意向だとの回答比率は低下。住宅購入予定の比率は15年以来の低水準に落ち込んだ。