アトランタ地区連銀総裁のボスティック総裁はフロリダ州タンパでの講演で、インフレが高過ぎると指摘して、金融当局はこれを制御する意向だと述べたが、7月の1ポイント利上げは支持しない考えを示唆した。
また、「急激過ぎる行動は、他の事象の多くが順調に機能するのを妨げることになる」と続けたうえ、「機能していない部分を修復しつつ、経済の他の部分に及びかねない副作用を最小限に抑えるよう努力することが、私の目指すところだ」と説明した。
ただ、アトランタ連銀内の積極利上げ派とは見解を異にしていると述べた。
ただ、アトランタ連銀内の積極利上げ派とは見解を異にしていると述べた。
前日にはウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事が0.75ポイントの利上げを支持しながらも、今後発表される経済指標で一段のインフレリスクが示された場合は、より積極的な行動も支持し得ると述べていた。