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2022年06月27日

仮想通貨マイニング企業が40億ドルの融資を焦げ付かせる恐れ

  
 暗号資産(仮想通貨)ビットコイン価格の長期低迷を受け
   一部のマイニング(採掘)業者
は機材・装置を担保にした融資の返済が難しくなりつつある。
 
 そうした融資の総額は最大40億ドル(約5400億円)に上ると市場ではみられる。

 アナリストらによれば、貸し手が担保として受け入れていたマイニング機器の多くは、ビットコイン価格と足並みをそろえて価値が半減した。
 そのため、担保価値が債務残高を下回るアンダーウォーター(水面下)状態の融資が増えている。

 いまのところ債務不履行になったマイニング企業はほとんどない。
 こうした企業の苦境が最近のビットコインを売却し利益を確保する動きから垣間見ることができる。
 
 コア・サイエンティフィックは5月、事業運営コストを賄うためビットコインを売した。
 
 また、ビットファームズはギャラクシー・デジタル・ホールディングスからの1億ドルに上る融資の一部を返済するため、採掘された仮想通貨の半分近くを今月手放した。

 ビットコイン相場が上向かない限り、状況は深刻化する恐れがあるとアナリストらは警鐘を鳴らしている。

 マイニング企業が手持ちのビットコインを売れば、相場への下押し圧力はさらに強まるのは当然のこと。
 
 貸し手が融資での損失を取り戻そうと差し押さえた担保の清算に動けば、マイニング機器の価値も一段と下がることになる。


 ルクソール・テクノロジーズによると、マイニング装置大手ビットメインの人気モデル「S19」の価値は、昨年11月の高値から約47%下がった。


ひとこと

 人気がなくなれば紙くずになるのは摂理だ。

   
    
posted by まねきねこ at 04:53| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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