当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2022年05月09日

コロナ入院患者の認知能力損傷は20年ほど老化が進行?


 英国のインペリアルカレッジとケンブリッジ大学の研究陣は3日(現地時間)
   医学ジャーナル「eClinicalMedicine」
に掲載した論文で、コロナ入院患者の認知能力損傷は20年ほどの老化の進行に相応し、いわば50歳の人の認知能力が70歳の人のそれになるものだと発表した。

 また、頭脳の処理速度IQは、感染前に比べほぼ10低下すると付け加えた。

 この研究対象は、2020年3月10日から7月31日までの間にケンブリッジのアデンブルック病院に入院した46人のコロナ感染者。平均年齢は51歳で、うち16人はコロナ治療当時、人工呼吸器を使うほど重症だったという。

 研究チームでは、確定判定から6カ月後に推論、問題解決能力などを追跡調査した。
 対象者は、研究対象以外の6万6000人あまりの対照群の似た年齢、教育水準の人と比較されたもの。

 その結果、重症患者は対照群に比べ、感染後の言語分析推論などでは共通して単語を覚えることが難しく
   問題を解決する速度
も遅かったという。
 また、研究対象者の脳の前頭葉におけるブドウ糖の消費量が減少したことを確認していた。

 研究チームは、コロナの後遺症による認知障害は他の神経障害などが原因で発生する認知症とは異なることや一部の患者には感染から10カ月たっても認知力の改善が非常に遅いことを確認した。
 なお、この事例について「統計的に有意ではないものの、方向性は正しいだろう」と推論し「患者の一部は認知力が完全には回復しない可能性が高い」と続けた。

 研究チームでは認知力の減退について、ウイルス感染も直接の原因になりうるが、より大きな原因は
   脳に対する酸素または血液の供給の不足
   血液の凝固による大小の血管の詰まり
   微小出血 など
である可能性が高いと推測しているという。

 また、新たに身体の炎症反応や免疫システムによる損傷などが影響を及ぼした可能性も高まっていると続けた。

  
ひとこと

 ワクチン接種による抗体をもつことで、こうした問題が将来起こる可能性への指摘は今のところ無いが、抗生物質や抗がん剤等の多用で認知症の患者やアルツハイマーに罹患する国民が増えていく傾向への警鐘ともいえるものだ。

 日本国民の健康保持を優先すべきであるが、医師会に阿る与野党政治家の算術最優先の医療政策は先進諸外国との比較から見ると異常だ。

  
  
posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: