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2021年12月03日

期待値のみの需要喚起の限界か?競ってまで買う必要性がなければ

 
 米国アップルはこれまで「iPhone(アイフォーン)13」など新製品の供給において世界的な供給不足に悩まされてきたが、今は
   需要の鈍化
という別の問題に直面しているとの情報が広がっている。
 同社は部品サプライヤーに対し、「iPhone(アイフォーン)13」の需要が鈍化していると伝えたというものだ。
 この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で明らかにした。
 こうした状況予測では一部の消費者が入手困難となっている
   最新機種の購入を諦めていること
を示唆している。
 アップルの
   ティム・クック最高経営責任者(CEO)
は、7−9月期決算に関する10月のメディアとの電話会見で、アイフォーンや「iPad(アイパッド)」などの新機種に対する関心で新製品の需要は「非常に強い」と述べた。
 また、10−12月期は記録的な四半期になるとの見通しを示していた。
 なお、昨年10−12月期の売上高は1114億ドルだった。
 
 品不足や配送の遅れで購入意欲が喚起された多くの消費者をこれまでいら立たせたきたが、これにインフレ高進と新型コロナウイルス
   オミクロン変異株
の出現といった問題が加わり、消費者が予定していた購入の一部を見合わせる可能性が高い。
 これは消費者がアイフォーン13の購入を断念し、後継機種が来年発売されるまで待つ可能性を意味するものだ。
 
 ブルームバーグ・ニュースはアップルが既に今年のアイフォーン13の生産台数目標については
   部品不足
を理由に当初の9000万台から最大1000万台引き下げたと報じていた。
 
 その分については、供給量を来年増やすことで埋め合わせられると期待していたが、複数の関係者が匿名でメディアに話したところでは、アップルは現在、そうした注文は実現しない可能性があるとサプライヤーに伝えていると見られる。
 アナリストはアップルの10−12月期の売上高を6%増の
   1179億ドル(約13兆3100億円)
と予想した。
 ただ、依然として記録的なホリデーシーズンとなる方向にあるが、同社とウォール街が当初期待していたようなものにはならない見込みだ。
 
 需要を喚起するため意図的に生産供給力を需要量より少なくして購入を競わせる手法も経済変動などの影響を大きく受けるのは必定ということだ。
 
 価格についてはアイフォーン13が799ドル、よりサイズの大きいアイフォーン13プロが999ドルからとなっている。
 アイフォーン12からのアップデートが比較的小幅だったため、一部の消費者にとっては、より大きな変更が見込まれる2022年モデルまで待つといった理由もあるだろう。
 
 ブルームバーグの報道を受け、2日のアジア株式市場でアップルのサプライヤーの株価は軒並み値下がりした。
 韓国のLGイノテックは一時13%下落したうえ、香港上場の瑞声科技(AACテクノロジーズ)は一時4.8%安、日本のTDKも4.8%安となった。
 アイフォーンはアップルの主力製品で、昨年度の売上高3658億ドルの約半分を占めていた。
 アップルと携帯電話サービス業者が
   積極的な販売促進
を展開したため、アイフォーン12やより古い機種のユーザーは、実質的にほぼ無料でアイフォーン13に買い換えられるケースもあったという。
 こうした割引プログラムは引き続き提供されているが、発売当初ほど大きくない。
  

   
posted by まねきねこ at 05:11| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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