中国の李克強首相は19日、李首相は学者や実業家らとのセミナーで、経済発展を安定的に維持する上で中国は「多くの課題」に直面しており
新たな景気下振れ圧力
が生じつつあると述べた。
国営新華社通信によると、中国当局は経済運営を合理的な範囲内に維持し、全体的な雇用状況の安定確保を図らなければならないと指摘した。
成長を支えるため「クロスシクリカル(跨周期)」調整が必要だと語った。
李首相の発言は主に、成長を下向かせる圧力に触れつつ政策「微調整」の必要性に重点に置いた最近のコメントを踏襲した上で、経済は着実に回復しており、今年の主要目標は達成可能だと続けた。
また、企業を支え雇用を保つさらなる取り組みが必要だとし、製造業や中小企業を支援する減税などの新たなやり方を研究すると表明した。
下流の中小企業に対する商品値上がり圧力の緩和につながる一段と的絞った措置を呼び掛けた。
安定した電力供給を確保するため、石炭火力会社を支援するさまざまな政策を完全に実施する必要があるとも語った。
ひとこと
傲慢な政治家の暴走が起っており、縮小するパイを奪い合う政治闘争が激化する可能性がある。