２月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）の上昇率は鈍化？

　フランスの大手金融機関　ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト
　　　オメイア・シャリフ氏
は、昨年は衣料品の小売り価格の変動により、２月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）の上昇率は鈍化しており、今年も同様の結果になると予想する。

　先週のリポートで、１月のアパレル価格の大幅な上昇を考慮すれば、２月に後ろ向きの数字となってもわわれは驚かないと述べた。
　
　また、１月のコアＣＰＩを押し上げた医療費や自動車保険など他のカテゴリーも伸びが鈍化する可能性がある。
　こうしたことからコアＣＰＩについては0.16％上昇を予測した。

　エコノミスト調査によると、前年同月比では２月のＣＰＩは2.2％上昇と見込まれている。
　なお、１月は2.1％上昇だった。
　
　２月のコアＣＰＩは前月から横ばいの1.8％上昇と予想される。

　　

　　　　

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