給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが7日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、2月の米民間雇用者数は市場予想を上回る伸びとなった。
ADPと共同で集計調査を行うムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト
マーク・ザンディ氏
は発表資料で、「雇用市場は絶好調で、過熱の恐れがある」と指摘した。
政府支出の増加や減税に伴い、成長は加速する見通しと続けた。
業種別に見ると、建設業は2万1000人増加した。
専門職・ビジネスサービス部門は4万6000人増だった。
また、娯楽・ホスピタリティー関連も5万人増えた。
従業員が500人以上の大企業の雇用者は7万人増加した。
また、50−499人の中堅企業では9万7000人増えた。
49人以下の小企業では6万8000人増加した。
こうした結果、労働市場の強さが続いていることが示された。
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