世界最大のプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社
ブラックストーン・グループ
は昨年、記録的な利益となった。
ブラックストーンは1日遅くに届け出た年次報告で、幾つかの新たな懸念材料を取り上げた。
マクロ経済環境の悪化や規制を巡る不透明感、重要な幹部の流出といった問題に加え
北朝鮮との緊張の高まり
や海外からの対米投資についての審査もリスクとして挙げた。
地政学的懸念としては弾道ミサイルの発射実験と核計画に関して北朝鮮との緊張の高まりがある。
また、イラン核合意の枠組みを米国があらためて認めるかどうか不確実な状況もある。
英国の欧州連合(EU)離脱交渉が同意できないまま離脱する可能性もある。
英国の欧州連合(EU)離脱交渉が同意できないまま離脱する可能性もある。
海外からの投資に対し、米国では最近、対米投資に絡んだ安全保障問題を扱う
対米外国投資委員会(CFIUS)
の権限を拡大する法案が検討されており、案件審査のプロセスが強化される可能性がある
この動きが進展すれば
「潜在的な買い手」
の数が減るとともに、一部の既存および将来の投資に伴うバリューを現実化するわれわれのファンドの能力を制限するかもしれないと指摘した。
ひとこと
人気投票参加者が減る可能性は常にある。
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