中国政府主導で設立したアジア向け国際開発金融機関
「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」総本部
は11日、中国の
北京天然ガス輸送管路網建設
などの事業に2億5000万ドル(約281億円)を融資することで
「北京を青空に」
という行動計画である
「青空防衛戦」
に協力することを明らかにした。
同行開業以来、初の対中国投資となる。
今回の融資の主な目的は、約510か所の村落で21万6750世帯の家庭を網羅する天然ガス輸送管路網などの建設という。
今回の融資の主な目的は、約510か所の村落で21万6750世帯の家庭を網羅する天然ガス輸送管路網などの建設という。
これが完成すれば、北京で毎年、石炭の使用を65万トン、二酸化炭素の排出量59万5700トン、粉じん・微小粒子状物質3700トンを減らせるとの思惑がある。