「新たな対抗」という状況に変化

　中国人民解放軍が運営している主に台湾の聴取者を対象としたラジオ放送
　　　海峡之声
は、中国国際問題研究院の
　　　郭震遠（グオ・ジェンユエン）研究員
が、台湾の
　　　蔡英文（ツァイ・インウェン）政権
は2020年まで任期が続くが、この間に中台危機の勃発は不可避との考えを明らかにした。

　独立傾向が強い
　　　民進党政権
が台湾で誕生してから約半年、米国の専門家は蔡英文政権が「冷たい平和」という安定的な状態が保たれていると分析し抑制的に行動していると評価している。
　
　中国政府の影響下にある専門家は、教育、経済、国防などさまざまな分野で台湾独立を進めていると分析し、「冷たい対抗」と言うべき状況だと分析した。
　
　郭研究員は対立はさらに根深いもので、「新たな対抗」という状況に陥っていると指摘した。
　
　問題は深まる一方で、20年までには中台危機が勃発することは不可避だと予測している。

ひとこと

　中国経済の発展により、軍事力を背景に周辺国への圧力を高めており危険な存在となりつつある中国軍の軍事力の近代化は無視できなくなってきている。
　　　　　　　
　　　

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