考古学者チームは、古代から現存する最も複雑な技術工芸品の一部である
「アンティキティラ島の機械」
が見つかったのと同じ地中海のアンティキティラ島の沖合で8月31日、沈没船から2000年前の頭蓋骨の一部、腕の骨2個、肋骨数個、大腿骨2個を含む、驚くほど保存状態の良い人骨を発見したと英科学誌ネイチャー(Nature)が19日、伝えた。
ネイチャーによると発見されたこの人骨からDNAを抽出できれば、人骨の身元に関する手掛かりが明らかになる可能性がある。
ネイチャーによると発見されたこの人骨からDNAを抽出できれば、人骨の身元に関する手掛かりが明らかになる可能性がある。
これらの人骨により、嵐に遭遇して沈没したと思われる有名な紀元前1世紀の商船に関する謎を解明できるかもしれない。
ただ、DNA検査については、ギリシャ政府の許可はまだ下りていない。
今回の人骨は、非常に珍しい発見。
今回の人骨は、非常に珍しい発見。
沈没船の犠牲者の遺体は通常、海に流されるか魚に食べられてしまうため、残存していることは非常にまれとなる。
DNAを抽出できれば、髪や瞳の色、祖先や地理的な起源などを解明できるかもしれない。