花長上神社(はなながかみじんじゃ))
式内社の美濃國大野郡花長神社とされ、旧社格は郷社。
同じ旧谷汲村内にある花長下神社とは密接な関係がある。
花長下神社が男神、花長上神社が女神で、9月7日の祭礼は、花長下神社と花長上神社が交互に行なっている。
花長下神社と花長上神社との距離は約3kmあり、花鹿山自体が御神体という説もある。
なお、応神天皇 天照大御神 大山祇神 熊野権現 七社明神と称していたのは、かつて7柱の木像(猿田彦命、天鈿女神、道祖神、山神など)が祀られていたからという。
ご祭神
*天甕津媛命(あめのみかつひめのみこと)
阿麻彌加都比女とも表記される出雲神話の神。
出雲風土記の出雲郡伊努郷に記述がある。
(創建にまつわる伝説)
創祀時期は不明。江戸時代は七社明神と称していた。
天甕津日女命 天甕津媛命、阿麻彌加都比女とも表記される出雲神話の神を祀り、出雲風土記の出雲郡伊努郷に記述がある神だが、詳細は不明。
島根県出雲市の伊努神社に祀られている。
場所 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲名礼1211