フィリッピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が
麻薬撲滅戦争
を掲げて就任して以降、増える一方の死者数に、犯罪の温床でもあるフィリピンのスラム街には恐怖が広がっているという。
ドゥテルテ氏は今年5月、圧倒的支持を得て大統領に選出された。
半年以内に社会から麻薬と犯罪を撲滅すると公約し、そのためならば何万人でも犯罪者を殺害すると宣言した。
実際、ドゥテルテ氏の就任以来すでに犯罪者が数百人が死亡している。
フィリピンの警察当局は今週、ドゥテルテ大統領が就任宣誓を行った6月末からこれまでに麻薬絡みの容疑者402人を殺害したと発表した。
なお、この数字には、自警団とみられる武装グループに殺害された人数は含まれていない。
フィリピン最大のテレビネットワークABS-CBNによると、5月の大統領選以降に殺害された人数は603人に上り、うち211人が身元不明の武装集団によって殺されたと報道した。
警察は麻薬密売人の地下拠点と疑う場所に次々と一斉摘発を行っており、ほぼ毎晩のように死者が出ている。
フィリピン最大のテレビネットワークABS-CBNによると、5月の大統領選以降に殺害された人数は603人に上り、うち211人が身元不明の武装集団によって殺されたと報道した。
警察は麻薬密売人の地下拠点と疑う場所に次々と一斉摘発を行っており、ほぼ毎晩のように死者が出ている。
なお、警察当局は、血だまりに伏せた容疑者の遺体の傍らには拳銃が転がっているとして、逮捕に抵抗した証拠だと主張している。
麻薬撲滅運動に同調したとみられる自警団による殺人も後を絶たない。
人通りのない通りや空き地で、顔を梱包用テープでぐるぐる巻きにされボール紙製の「麻薬密売人」と書いた札を首から提げた遺体が見つかるケースが相次いでいる。
殺害された人々の妻や親族たちが現場で泣き崩れ失神する中、各地の警察署には続々と麻薬常用者や密売人らが自首し、出頭者の数は56万5806人に上っているという。
殺害された人々の妻や親族たちが現場で泣き崩れ失神する中、各地の警察署には続々と麻薬常用者や密売人らが自首し、出頭者の数は56万5806人に上っているという。

