至道元宝
中国の貨幣
唐が907年に滅亡し、その後の五代十国時代の戦乱の時代の後、960年に
趙匡胤
により建てられた宋(北宋、南宋)が鋳造した貨幣のひとつ。
北宋(960年 - 1127年)の二代皇帝の太宗(在位976〜997年)は、淳化六年に至道と改元した。
至道元年(995年)に至道元宝銭を改鋳した。
太宗は瑞拱三年に淳化と改元し、淳化元年(990年)五月に銭貨の改鋳を行った。
この改鋳された淳化銭と同じく至道銭は真書、行書、草書の三書体となっている。
中国の北半を支配した女真族の征服王朝「金(1115年 - 1234年)」の侵攻を受け遷都するまでを北宋と呼ぶ。
金に宋の都開封を追われて南遷した後の南宋と区別する。
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