中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した4月末時点の外貨準備高は
3兆2200億ドル
となった。
3月末時点の3兆2100億ドルから小幅増加した。
事前のエコノミスト調査では3兆2000億ドルに減少すると見込まれていた。
中国経済の停滞の影響もあり、同国の外貨準備は昨年11月から減少し続け、2月には3兆2000億ドルと2011年12月以来の低水準を記録した。
その後、3月には増加に転じていた。
2014年6月には3兆9900億ドルと過去最高を記録した。
それ以降は減少基調が続いているが、減少ペースは鈍化しつつある。
4月末の金準備は747億5100万ドル、3月末は714億8500万ドルだった。
4月末の金準備は747億5100万ドル、3月末は714億8500万ドルだった。
中国国家外為管理局(SAFE)によると、商業銀行は3月に364億ドルの外貨を売り越した。