全米不動産業者協会(NAR)は3月の中古住宅販売成約指数(季節調 整後)を発表した。
前月から1.4%上昇でエコノミスト予想値の0.5%上昇を大きく上回った。
なお、前月は3.4%の上昇だった。
米国経済では安定した雇用となお記録的低水準にある借り入れコストを背景として、特に初めての住宅購入を支援する動きが強まっている。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は発表文 、多くの地域で住宅供給が不足しているが、購入契約は大半の市場でかなり力強いと分析し、賃金の伸びを上回るペースで住宅価格が上昇しているが、今年の春は住宅ローン金利が予想外に低く、消費者が購入を検討する際の不安を緩和してると述べた。
地域別に見ると、全米4地域のうち3地域で上昇しており、北東部は3.2%上昇、南部は3%上昇、中西部は0.2%の伸びだった。
ただ、西部は1.8%低下した。
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