NYMEXの原油先物市場では米ドルが対円で約1年ぶりの水準に下げたことも、米ドル建てで取引される商品の魅力を高め、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反発した。
クウェートはイラン抜きでも産油量を1月水準で据え置くための合意は成立可能だとの見方を示した。
なお、6日発表の米国エネルギー情報局(EIA)統計では、米原油在庫の増加が示されると予想されている。
一時は3月4日以来の安値となる35.24ドルに下げる場面もあった。
ロンドンICEのブレント6月限は18セント(0.5%)上げて37.87ドル。
COMEX部門
WTI先物5月限
1バレル=35.89ドル