坂手神社(さかてじんじゃ)
愛知県一宮市にある神社で平安時代中期(935年)に編纂された格式『延喜式』に式内社の尾張国中島郡「坂手神社」という(別説として、稲沢市の日吉社がある)。
創建時期は不明。
江戸時代は八剣社と称されていたが、1872年(明治5年)に郷社、1941年(昭和16年)に県社となった。
坂手神社のある地は尾張国葉栗郡であるが、中世以前は中島郡と推測されている。
鎮座している地名の佐千原(さちはら)は、坂手から佐手原、佐千原と変化した地名と見られる。
明治時代までは、毎年伊勢神宮より「幣錦」を賜っていたという。
一説には伊勢神宮の御厨であったという。
また、倭姫命が滞在した元伊勢の尾張国中嶋宮と伝えられている(ただ、中嶋宮は酒見神社の説もある)。
ご祭神
*高水上(たかみ)神
大山祗神の息子神とされ、灌漑を守る水の神様。
(創建にまつわる伝説)
垂仁天皇14年、天照大神の御霊代を祀る地を探していた倭姫命が、美濃国伊久良河宮(現天神神社)から尾張国中島郡にたどりついた。
この地に坂手大神を祀ったのが最初という。
なお、天照大神の御霊代は現在の坂手神社のやや北に仮宮を築き祀ったという。
場所 愛知県一宮市佐千原宮東91

