中国は飼料や食用油に利用される大豆の世界最大の輸入国として知られ、今穀物年度に大豆輸入が過去最高に達する可能性が高まっている。
米国CHSの大豆製品リスク管理担当ディレクター
ブルース・ウェバー氏
は、60−90日先より4−6週間以内に引き渡しとなる大豆の購入が増えていると指摘した。
世界最大の油糧種子加工会社、米国ブンゲの
ソレン・シュローダー最高経営責任者(CEO)
は10月29日のメディアとのインタビューで
「3、4、5カ月前もって購入」
するというような、ここ数年見られたような購入の仕方ではないと述べた。
米農務省によると、中国の大豆輸入は2015−16穀物年度(15年9月−16年8月)に7900万トンと予想されている。
現物購入への移行の要因としては少なくとも3つ挙げられている。
シュローダーCEOによればまず、中国の金融仲介会社が先物購入向けへの融資を削減しつつあること。
第2に、中国の圧砕業者にとって「国内での収益性があまり高くないため大量の大豆を先物購入する動機付けがないこと。
さらに中国の圧砕マージンは米国の約半分である可能性が高いことが挙げられるという。
ひとこと
気象の影響を受けやすい穀物類は予想外に生産が低下することもあり、逆もある。

