NY連銀のダドリー総裁は26日、ニューヨークでの講演で
「財政危機を伴うプエルトリコの弱い経済」
について、 深刻な低迷状況が続いており、経済見通しは依然不透明だとした一方、雇用は過去数カ月に安定したようだとの認識を示した。
プエルトリコはNY連銀が管轄する。
プエルトリコの経済は2006年以降、プラス成長の達成に苦戦している。
住民が米国本土での職を求めるのに伴い、人口は過去10年間に7%減少した。
ひとこと
ハリケーンの破壊的な被害で大きく経済が悪化した。こうした自然災害による影響は常にあり対応は難しい。
経済力がもともと強くない農業生産分野が主流の経済体制では回復には時間が掛かるだろう。