NYMEXの金先物相場は中国人民元の切り下げを受けて、安全逃避目的の買いが活発になった。
このほか、自国通貨の下げを誘導する国が増えるとの懸念も強まったことから5営業日続伸、3週間ぶりの高値となった。
COMEX部門
金先物12月限
1オンス=1123.60ドル
前日比+1.4%
銀先物9月限
1オンス=15.476ドル
前日比+1.3%
ひとこと
中国経済の後退は資本市場に大きな影響を与えかねないリスクとして認識されたのだろう。
もともと中国液剤の指標自体おおきな下駄をはいた数字であることは周知の事実だ。
下駄が大きすぎ足をくじきかねない水準であり、坂道では転げ落ちるのが落ちだろう。
世界経済の回復が遅れ雨でも降ればさらにリスクが高まることとなる。