金相場が急落し品相場は今週、13年ぶりの安値を付けた。
米国の投資会社モルガン・スタンレーの
トム・プライス氏
らアナリストはリポートで、1オンス=800ドルまで下げるのは、米国の政策当局が利上げを開始し、中国の株式市場が再び調整局面に入り、複数の中央銀行が金準備を売却する場合だと指摘した。
また、貴金属について市場の状況は悪化しつつあると記載し、7月の相場下落と中国株式市場が引き続き軟調であることを受けて、現在据え置いている当行の貴金属価格見通しは下振れリスクが高まっていると説明した。
金相場については23日の取引では1098ドル近辺で推移している。
金相場がさらに下げ、最悪のシナリオでは
1オンス=800ドル
を付ける可能性もあるとの見方を示す。