尖首刀(せんしゅとう)
春秋中晩期に、「燕」、「中山」等で鋳造され流通した刀幣のひとつで、首先端部が斜めになって先端が尖がっている形状から尖首刀と呼ばれている。
春秋中晩期に、「燕」、「中山」等で鋳造され流通した刀幣のひとつで、首先端部が斜めになって先端が尖がっている形状から尖首刀と呼ばれている。
「燕」と「中山」の尖首刀は背面、柄の直紋の本数で区別され、「燕」尖首刀は2本、「中山」尖首刀は1本もしくは無紋となっています。
面、背共に位置不定で紀文や干文等の単字が鋳出されており、数多くの種類がある。