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2015年07月01日

小規模石油会社は機動性に優れ、リグ関連費用の低下は経営に有利


 原油価格下落により世界の大手エネルギー会社が設備投資を削減しプロジェクトを延期しているため、アフリカや中南米などでリグ(掘削装置)が遊休状態になっている。 


 リグ関連費用は通常、約半年遅れて原油価格に反応する。このため現時点の契約は、原油価格が約7年ぶりの安値を付けた1月の水準を反映している。


 大手石油 生産会社は総額2000億ドル(約24兆5000億円)相当の「超大型プロジェクト」の延期を余儀なくされている。


 一方、小規模企業では、オイルサンドや深 海鉱床など高コストの開発を避けることによって、現行の1バレル=約60ドルの原油価格でも利益を得ることができる。 



 イタリアのENIの500分の1の規模で地中海地域に重点を置く英石油会社サウンド・オイルの
   ジェームズ・パーソンズ最高経営責任者(CEO)
は、メディアの取材で「大手企業は原油価格下落への対応が遅くなると、配当と債務の負担を考慮に入れる必要がある」と指摘し年末年始にかけてモロッコとイタリアで油田探査を開始する予定と語った。


 掘削料は過去1年間に約50%低下しており、小規模石油会社は料金が上昇する前に契約を締結している。


 規模のより小さい競合企業はこうした状況を好機と捉え、地歩拡大に動いており、コストの低下と利用可能なリグの増加という好機をすぐに活用できると述べた。



 また、ケアン・エナジー とサバンナ・ペトロリアムは西アフリカで油井の掘削を計画している。




ひとこと

 小規模な掘削業者の経営者の感覚は企業の生死を左右するものだ。数が多い分だけ淘汰されるところが規模の拡大で吸収されていく運命となり巨大な企業が生まれていく。





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posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 ☔| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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