縁日(えんにち)
神仏との有縁(うえん)の日のこと。
神仏の降誕・示現・誓願などの縁(ゆかり)のある日を選んで、祭祀や供養が行われる日という。
この日に参詣すると、普段以上の御利益があると信じられている。
特に、年の最初(または月の最初)の縁日を初(はつ)〇〇と呼ぶ(初天神、初観音、初不動など。干支を縁日とする場合は初午、初巳など)といった名前で呼ばれる。
また、年の最後の縁日を納め(おさめ)の〇〇または終い(しまい)〇〇と呼ばれる。
近代以降では、神社仏閣などで行われる祭り(露店などが多く出る)の日、の意味で理解するものも多い。
本来的には上記のご縁がある日のことで明治期には日々の出来事が少ない中で縁日欄が新聞に載った。