米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了を決定した。
リーマン・ショック以降6年間続いた超金融緩和からの脱出を主導するのは、女性初のFRB議長ジャネット・イエレンだ。
夫アカロフと師トービンはともにノーベル経済学賞の受賞者、自身も経済学者からセントラルバンカーに転じたイエレンは、どのような経済観の持ち主か。
そして出口戦略の舵取りをどのように進めようとしているのか。ワシントンで現地取材にあたった記者が、その実像に迫る力作。
・ イエレンのFRB 世界同時緩和の次を読む
ひとこと
雇用を重視する「ハト派」セントラルバンカーと見られていたイエレンが出口を主導力に注目。
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ひとこと
雇用を重視する「ハト派」セントラルバンカーと見られていたイエレンが出口を主導力に注目。
製造業の雇用が拡大している米国だが、国内への回帰を強めたオバマ政権の意にかなうものだが、賃金の上昇がまだまだ起きていないため、失速することも懸念される。