財務省は25日、11月の貿易統計を発表した。
このなかで生鮮野菜の輸入量は、4万9077トン(前年同月比−26%)で、3カ月連続で前年を割った。
タマネギ、レタス、キャベツが前年に国産の品薄高で輸入急増となったのに対し、今年は国産が潤沢で輸入品の引き合いが鈍化した。
また、果実は、円安による輸入価格の上昇と国産果実が潤沢なことから、2カ月連続の前年割れとなった。
食肉では、年末の需要期に備え、鶏肉の生鮮品の輸入量が前年同月を約2割上回った。
牛・豚肉は輸入先の相場高などの影響で前年、前月ともに割り込んだ。
ひとこと
為替市場が円安に流れたことが大きいな要因だろう。価格競争力が弱くなった海外農産物に対し対抗できるようになったと考える。
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