アサヒビール(2502)は8日、ビール新ブランド
「クラフトマンシップ」シリーズ
を投入、若者を中心に人気を集めている地ビールなど小規模醸造の「クラフトビール」市場に参入すると発表した。
タイプを変えて年間4回、新商品を投入する計画で第1弾の「ドライポーター」を来年2月10日に、第2弾の「ドライペールエール」を3月24日にコンビニエンスストア限定で発売する。
国内の大手ビールの製品の大半は、酵母が下層に沈み込む下面発酵と呼ばれる「ピルスナー」。
アサヒでは第1弾、第2弾ともに、上面発酵を採用し、ピル スナーとの味の違いを明確にしている。
350ミリリットル缶の店頭価格が250円で、主力ビール「スーパードライ」よりも25円高い設定になっている。
ラフトビールをめぐっては、キリンビールが今年7月に参入意向を表明した。
ビール市場が縮小傾向のなか、現在の市場シェアは1%未満のクラフトビールは、「ビール離れ」が指摘される若者からも支持され、2020年には2〜3%に膨らむとみられる。
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