第二次世界大戦において、日本軍は訓練の行き届いた、恐れ知らずの兵士たちを投入するまでもなく、またたく間に、太平洋に浮かぶ島々とアジア大陸の各地を鎌で刈り取るかのように一気に手中にした。
それはまったく勝ち目のない、大量の火力を連合国側に投入される前のことであった。
それはまったく勝ち目のない、大量の火力を連合国側に投入される前のことであった。
本書は日本軍歩兵の戦闘技術について
「どのように」「なぜ」
といった部分まで踏み込んだ詳細な研究結果である。
そして帝国陸軍の編成から武器、装備にいたるまで網羅した一冊なのだ。
そして帝国陸軍の編成から武器、装備にいたるまで網羅した一冊なのだ。
ひとこと
旧態依然とした戦闘方式では勝ち目はない。世界最新鋭の軍事力を持っていた日本だが、数を揃えるだけの生産設備がなかったことが問題だ。
指揮官等の能力はあるが、判断力が問題であった。これは敵を分析する情報が集められなかったことにも起因している。
歩兵が強くとも、移動させる兵站線が維持できないので話にもならない。
中国戦線に予備役を最大限確保して投入すれば蒋介石の国民党軍などは殲滅できたとも言われている。
戦力を分散する作戦が目立っており、対米戦争を開始する前に中国とは雌雄を決するべきであった。
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