ＢＯＡなど大手金融機関は原油相場の下落終了を予想

　大手銀行の一部が、原油相場の下落は終了しつつあるとの見方を示している。

　米国の金融大手バンク・オブ・アメリカ（ＢＯＡ ）とフランスのＢＮＰパリバ は、原油価格が
　　　１バレル当たり80ドル
を上回る水準を維持すると予想した。


　また、ドイツのコメルツ銀行は、北海ブレント原油相場の底値がこの水準と見込んでいる。



　一部の銀行は、最近の需要後退に伴って
　　　石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）
が減産に踏み切ると予測しており、早ければ来月にも実施されると見込む銀行もある。


　

　供給過剰と世界の経済成長鈍化を背景に、ブレント原油は６月に付けた高値から30ドル余り下落している。


　なお、15日終値は１バレル当たり83.78ドルだった。


　ＯＰＥＣは11月27日にウィーンで総会を開き、生産量と価格水準について話し合う。

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