パブリック・インベストメント
は、15億ドル(約1560億円)相当の資産を運用し、産金大手4社および大手プラチナ生産会社2社の最大、または2位の株主となっている。
パブリック・インベストメントの
ダニエル・マトジラ最高投資責任者(CIO)
は、8月27日、ブルームバーグのヨハネスブルク支局でのインタビューで
プラチナ
は長期的に見て戦略的だと述べ、
金の需要
は主に宝飾品向けか投資目的だが、当社は、市場心理に左右される金属ではなく
プラチナ
は工業用に利用されるため同社はプラチナを選好していると語った。
金相場は年初来で6.9%、プラチナは4.2%それぞれ上昇している。
ヨハネスブルクの産金株指数は50%上げ、年間ベースでは3年ぶりの上昇となる可能性が高まっている。
一方、プラチナ生産会社の株価指数 は12%下げており、4年連続の下落となる見込みだ。
南アは世界最大のプラチナ生産国で供給全体の約75%を占め、アフリカ最大の産金国でもある。
今年は5カ月に及ぶ賃上げストライキの影響で南アの
アングロ・アメリカン・プラチナム
インパラ・プラチナム・ホールディングス
や英国のロンミンのプラチナ生産が減少し、各社は成長計画の見直しや鉱山の売却を余儀なくされている。
↓ 参考になったらクリックお願いします。