タクシー運転手
という正業についていたことがある。
まじめに働いたのかといえば違っていたようだ。
当時のタクシー利用客はもっぱら富裕層だった。
タクシーで客を外出先に送り届けた後で客の自宅へ空き巣に入り金目のモノをいただくといった目的があった。
1920年頃、ユダヤ人の
マイヤー・ランスキー
と知り合って親友になった。
シーゲルはランスキーを助け、組織内外の障害を暗殺して排除するヒットマンとなった。
さらに、ニューヨークの大物ギャングスターで銀行家のどら息子
アーノルド・ロススタイン
から資金援助を受け、ランスキーたちと酒の密売を始め金を荒稼ぎするようになった。
ここで、フランク・コステロ、ヴィト・ジェノヴェーゼ、ジョー・アドニスたちとも盟友になったという。
当時のシーゲルは、ナルシストでプレイボーイのアドニスが憧れの存在だったという。
シーゲルは金を荒稼ぎして目障りなモノを暗殺しながら裏社会での地位を確立し、瞬く間に
ラッキー・ルチアーノ
と同じウォルドルフ=アストリアの住人になった。
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(ベンジャミン・シーゲル @、A、B、C、D、E)