輸入依存度の軽減
を目指している。
インド石油省のビベック・ラエ次官によると、
インド石油ガス公社(ONGC )
リライアンス・インダストリーズ
などの探鉱会社による
シェールオイルとシェールガス
の生産を初めて認可する見通しという。
インドでは化石燃料の増産を目指す新政策の下で、250を超える鉱区のシェール層で原油と天然ガスの採掘が認可される見通しにある。
ONGCのスディル・バスデバ会長は、新規則の下で、同社はシェールでの生産をほぼすぐに開始できる予定で、約3年以内に「かなりの量」の生産を見込んでいると述べた。
なお、インドでは現在のところ、シェール層での探鉱は許可されていないが、シェールブームにより産業が復興しエネルギーの自立に向かっている米国に続くことを目指している。
シン首相はエネルギー輸入費用を7年間で50%削減し、2030年までにゼロとする目標を掲げている。
水圧破砕などの掘削技術を利用したシェール開発が、この目標の実現につながる可能性がある。
ただ、米国で生産地域における水質汚染のリスクなど水圧破砕に関し、各国の規制当局がリスク調査に乗り出している。
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