申川油田
(さるかわゆでん)
秋田県男鹿市(旧若美町)の海岸線沿いに存在する油田、ガス田のこと。
現在までに、100本以上の井戸が掘られている。
石油資源開発による試掘が1958年に成功し生産が開始された。
生産量は1970年代にピークを迎えたが、水や二酸化炭素を貯油層へ注入して油の回収率を高める技術(EOR)により、2003年現在も日産85キロリットルが生産されている。
産出された原油は、近隣の男鹿線脇本駅までパイプライン輸送により送られた後、貨車輸送されていた。
2001年にタンクローリーによる輸送に切り替えられている。
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