メタンハイドレート
の海上での産出試験でガス生産を確認したと発表、世界で初めて成功したことが明らかになった。
JOGMECは1月から、産業技術総合研究所、石油資源開発 と共同で1月から愛知県沖約80キロメートルの海域で産出試験の準備に取り組んでいた。
水深1000メートルの海底からさらに約300メートル下にあるシャーベット状のメタンハイドレート層を海底下でガスと水に分解したうえで
深海掘削船「ちきゅう」
が減圧法と呼ばれる方法で海上まで吸い上げてガスの生産を確認したという。
このメタンハイドレートは、天然ガスの主成分であるメタンを水の分子が取り囲んだ物質で、低温で高圧の海底下や凍土下に存在する。
なお、政府は2018年度の商業化を目指しており、JOGMECは、この周辺海域に日本の
年間ガス消費量の約14年分相当
のメタンハイドレートが存在すると試算した。
財務省の貿易統計では、10年には
3兆4718億円
だった日本のLNGの輸入額は12年に
6兆14億円
まで上昇した。
1月には過去最大の貿易赤字を記録、3か月連続の経常赤字となっている。
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