チャド政府は2日、マリ北部で国際テロ組織アルカイダ(Al Qaeda)系の武装勢力の掃討作戦を展開している軍部隊がイフォガス(Ifoghas)の山岳地帯で1月にアルジェリアの天然ガス関連施設で38人が死亡する人質事件を起こしたイスラム武装勢力の
モフタール・ベルモフタール司令官(40)
(Mokhtar Belmokhtar)
を無力化したと発表した。
なお、1日にはチャドの
イドリス・デビ大統領
(Idriss Deby Itno)
が、マリで活動する「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」の
アブ・ザイド最高司令官(46)
(Abou Zeid)
が数日前に排除したとみられると明らかにしていた。
モーリタニアの報道機関は、アブ・ザイド司令官はフランスの空爆によるものと報じていた。
フランスの大学教授でアルカイダに詳しいMatthieu Guidere氏は、これまでジハード主義者は仲間の死を隠そうとせず直ちに発表してきたと指摘した。
ジハード主義のインターネットフォーラム上にザイド司令官らが死亡したという書き込みが見られないため、本当に死亡したのか注意すべきだと述べた。
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