Peter Lynch
(1944年1月19日〜)
米国の実業家でウォール街で成功した株式投資家
フィデリティ・インベストメンツ のファンドマネージャー
ボストン大学を1965年に卒業、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールのMBAを1968年に修了した。
ボストンの大手投資信託会社
フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ(FMR)
に証券アナリストとして入社し株式投資の世界に入った。
1977年から投資信託マゼラン・ファンド(運用資産1800万ドル)の運用責任者となり90年に引退するまでの13年間にファンド資産を2000万ドルから140億ドルへ世界最大の規模へ育て上げた。
年率換算では29.2%という驚異的な数字を収めた。
この間の運用成績も常に全米トップクラスを維持し
「全米No1ファンドマネージャー」
「80年代のスパースター」
との伝説を築いた。
長期投資が多く、大手消費関連企業を好み、事業の多角化を嫌うスタイルを続けた。
ただ、投資先は分散型でオバマの賢人と呼ばれる
ウォーレン・バフェット
のように気に入った会社があれば会社を丸ごと買ってしまう集中型投資のリスク丸呑みは避け運用するファンドに1400銘柄を購入して組み込むなど分散投資でしてリスクを避ける手法を取っている。
また、ピーター・リンチは
ストップ・ロス(損切り)
を非常に嫌っており、買った銘柄の株価が30%下がろうとも、 当初描いたストーリーが継続しておれば、損切りは愚かなことであると考え、逆に買い増しのチャンスであると捉え難平買いを行った。
現在はフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ社副会長にあり、多くの時間は慈善活動に集中させている。
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