当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。
マーケット |出来事 |貴金属とレアメタル |宝石と宝飾品 |貴金属の取引方法 |貴金属取扱会社
2012年05月10日
がんの約6分の1は感染症に起因、研究成果
国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)の調査で、毎年世界で新しく報告される
がん発症例
のおよそ6分の1にあたる約200万件、死亡例約150万件が
おおむね予防や治療が可能
なウイルスやバクテリア、寄生虫などを原因とする感染症によって引き起こされていたとするの報告を発表された。
184か国で27種類のがんについて調査した結果、2008年に世界で報告されたがんの症例1270万件のうち約190万件は、B型肝炎、C型肝炎、ヒトパピローマウイルス、ヘリコバクターピロリ菌の4つのうちいずれかの感染症に起因する、主に胃、肝臓、子宮頸部のがんだった。
感染症関連のがんは、オーストラリアとニュージーランドでは
新規症例の3.3%
だったが、サハラ以南のアフリカでは32.7%に上った。
女性では感染症関連がんの約半数が子宮頸がんだったのに対し、男性では
胃がんと肝がん
の合計が80%に上った。
また、感染症に起因するがんの発症患者の約30%は、50歳未満だったという。
報告書は、ワクチン接種や安全な注射処置、抗菌剤の使用などといった
既存の感染予防策を活用
、がんが将来の世界にもたらす負担を大幅に減らせる可能性があると指摘している。
この記事へのコメント
コメントを書く