ノルウェーでバターが品薄になり、クリスマス伝統の焼き菓子が作れないと人々が気をもんでいるようだ。
ノルウェー乳製品大手TINEによると、不足しているバターは500〜1000トンで、品薄状態は1月まで続くとみられるという。
インターネット上では500グラムを350ユーロ(約3万5500円)で販売する業者も現われた。
ノルウェーではクリスマスに7種類以上のビスケットやクッキーを焼く伝統があり、バター不足は頭の痛い問題だ。
前週9日にはスウェーデンとの国境沿いの税関で、90キログラムのバターを車に隠して密輸しようとしていたロシア人が見つかった。
・ ふとらないお菓子 バター、オイルなしでもこんなにおいしい
・ ふとらない毎日のごはん
夏の天候不順で
飼料作物の生産量が減った
ため乳製品の生産量が落ちたことに加え、低炭水化物・高脂肪ダイエットが流行して
バター需要が高まった
ことが今回の品薄につながったと指摘されている。
TINE広報はAFPの取材に対し
2010年に比べて需要は30%ほど伸びている
と語った。
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ひとこと
農産物自由化の負の側面でもある。貿易の自由化で価格が低下するのは消費者としては歓迎だが、天候不順等に伴い生産量が低下した場合でも輸入できる保証など無いのは明らかだ。
低価格の商品により国内の生産基盤が喪失してしまえば飢餓が起こりかねない。
単純に効率化のみを追求すればそれに伴う反動の怖さを知るべきだろう。
梶浦由記
(かじうら ゆき、1965年8月6日 - )
日本の作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー
東京都出身 アニメやゲームを中心として、CM、映画などの分野で活動
その独特な深みのある楽曲は「梶浦サウンド」と称されている。
公式サイト: FictionJunction
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