ブラジルに本社を置く、国内大手鉄鋼メーカーで1941年設立された。
ブラジル国内の粗鋼生産では国内最大手
ウジミナス(Usiminas)
ゲルダウ(Gerdau)
鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタル(ArcelorMittal)のブラジル子会社に次いで4位の生産規模。
自社でも鉄鉱石の鉱山を所有しており、鉄鋼原料を自給している他、海外へも鉄鉱石を輸出している。
所有する鉱山の主力はミナス・ジェライス州の
Casa de Pedra鉄鉱山
で2009年の年間鉄鉱石生産量は約1710万トンという。
また、完全子会社である
ナミザ(NAMISA、Nacional Minérios)
を通して鉄鉱山を所有している。
なお、2008年末にNAMISAの権益を日本の伊藤忠商事や鉄鋼大手、また韓国のポスコ(Posco)などによって構成される日韓コンソーシアムに40%譲渡しJV事業を展開している。
鉄鋼の原料となる石灰石の生産も行っている。
石炭は資源メジャーBHPビリトン(BHP Billiton)などから、コークスを中国五鉱集団(Minmetals)、スイスの商社グレンコア(Glencore)などから、亜鉛をブラジルの亜鉛最大手Votorantim Metaisから調達している。
2005年には錫鉱山を取得し錫生産も開始している。
ブラジル鉄道事業MRS Logística(Southeastern Railway System)の権益を32.9%所有している(2007年)。
鉄道事業の他の権益所有企業はVale、Usiminas、Gerdauなどである。
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