「君子豹変」というと態度や意見が
コロコロ変わる軽薄な奴という意味
で使われている。
また、日本には「武士に二言はない」なんて言葉があるように、こういう人間は軽蔑されている。
しかし、本来の「君子豹変」とは、君子(立派な人)は自分の過ちを改めるときには、豹の斑文がはっきりしているように、はっきりと過ちを認めるという意味もある。
相場の世界も、日々パラメーターが動いているため、既に状況が変わっているのに最初の考えにいつまでも固執していると、
時に命取り
にもなりかねない。
間違ったときは素直に「君子豹変」でよい。
日本銀行が異次元の金融政策が時間経過とともに役に立たなくなる中で、方向転換できないのと同じだ。
都合が置い経済統計の数値を情報する姿勢自体が誤りであり、経済理論が常に書き換わってきた意識の変化が読み切れていない。