中国は、内需拡大の影響から2009年に石炭の純輸入国に転じた。
南アフリカ共和国からの輸入石炭に対する国内産のプレミアム(上乗せ価格)が1年で47%縮小したことを背景として、中国が今後、輸入を減らす可能性があるという。→ ranking
中国の税関当局のデータによると、世界で最も高い成長を遂げている中国は昨年、鉄鋼メーカーや電力会社からの需要急増に伴い、海外から1億2600万トンの石炭を輸入した。
現時点で電力向けの消費は減少傾向にあり、政府は国内鉱山に対して価格の上限を設定した。→ ranking
世界2位の輸出港である南アの
リチャーズベイ
から輸入される石炭に対する中国産のプレミアムは、運賃を除きトン当たり19ドルとここ1年足らずで36ドルから縮小した。→ ranking
中国石炭輸送流通協会によると、中国の石炭価格の指標である
秦皇島のスポット価格
は6月28日時点でトン当たり111.48ドルで1年前の83.79ドルより大幅に上昇している。
なお、09年の平均は109.26ドルであった。
一方、IHSマクロスキーの指数によると、リチャーズベイのスポット価格は6月25日時点で91.51ドルと、昨年平均の73.10ドルをかなり上回っている。→ ranking
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2010年07月06日
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