ツァボライト(tsavorite)は 英国の地質学者
キャンベル・R・ ブリッジ
が1968年にタンザニアの北東地方の宝石を踏査していたところ、いくつかの非常に奇妙なジャガイモの形をした石のオブジェクトを見つけました。
これらの気味が悪いオブジェクトの中にとても美しい緑の穀粒と結晶小片を見いだしました。鑑別の結果、多彩なガーネットファミリーでとても珍しいグリーングロッシュラライトであることが分かりました。
その石がとても美しく透明度があったので、専門家の注意を引きました。
当初、ケニアとタンザニアの国境沿いのツァヴォ国立公園に産するためツァヴォライトと命名されました。→ ranking
なお、現在ではアフリカのマダガスカルなど他の地域でも発見されています。
ツァヴォライトは、ヴァナジウムによる美しい色と特有の高い屈折率による輝かしい光沢とを持っています。
月産3000カラットと生産量が少なく小粒の石しか採れないため極めて高価な石です。
2カラットを超える稀少品は個々の石当りで値踏みされ、エメラルドやルビー級の宝石として評価されています。→ ranking
当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。
マーケット |出来事 |貴金属とレアメタル |宝石と宝飾品 |貴金属の取引方法 |貴金属取扱会社
2009年08月31日
この記事へのコメント
コメントを書く