サム・ウォルトン(Sam Walton)
1918年3月29日 - 1992年4月5日
世界最大の小売業であるウォルマートの創業者
本名はサミュエル・ムーア・ウォルトン(Samuel Moore Walton)
アメリカ合衆国オクラホマで農場経営者の家に生まれ、ミズーリ大学経済学部卒業後、会社勤務を経て軍隊に入隊。1945年の除隊後にアーカンソーの雑貨屋を購入し、チェーン展開を開始した。
ただ、この店は1950年に廃業した。
1954年に彼の弟バドとともにウォルマートの原型ともいえるディスカウントストアの
ウォルトンの店
を開業し、アーカンソーとミズーリ、カンザスで16の雑貨店を所有した。
また、1962年に「ウォルトンの店」の他にウォルマートを創業し、経営に乗り出した。
同年にはKマートも創業している。
当時の小売業界の主要出店方式の逆をいく大型店を中心とした田舎での出店や、現在では小売業の潮流ともいえるドミナント方式をいち早く導入するなど流通革命を先導し、物流、情報を最大限生かした効率的な経営でシアーズやKマートを抜く全米最大の小売業となった。→ ranking