西オーストラリア州北部のアーガイル(キンバレー地方)で、1972年試掘調査が始まりました。
その結果、表面積45ha、推定埋蔵量1億トン以上にものぼる
巨大なキンバーライト
のパイプ鉱床が発見され1976年から本格操業が開始されました。
同鉱山では年間産出量が2,900万カラットに達し、一躍世界一のダイヤモンド産出国になりました。
アーガイル鉱山のダイヤモンドは10%が宝飾用で、残りの90%が工業用です。
品質の高い鉱山ではありませんが、それでも全世界の宝飾用ダイヤモンドの20%を占めています。
なお、アーガイル鉱山では工業用ダイヤモンドの中からアクセサリー向けのものだけを選別して
ニア・ジェム (宝石に近いもの)
として、世界的なキャンペーンを行い、アーガイル鉱山の工業用ダイヤモンドの約20数%をシャンパン、コニャック、シナモン、シェリー、コーヒーと名付けて売り出しました。
また、オーストラリアにはこの他に、ニュー・サウスウェールズ州にも小規模なダイヤモンド鉱山が数多く点在しています。
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2009年10月04日
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